ホンダ CR-Vが帰ってくる。まずは好調を裏付ける完成度を確認
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:本田技研工業株式会社
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:本田技研工業株式会社
90年代のSUVブームの立役者でありながら、ここ数年のSUVの再度の盛り上がりには乗ることができず、2016年秋にひっそりと日本での販売を終了していた「ホンダ CR-V」がこの夏、新型で再デビューを飾る。実はこうした日本での状況とは裏腹に世界販売は絶好調で、2016年にはグローバルで約72万台を販売し、世界でもっとも売れたSUVになったともいうCR-Vは、一体どんな進化を果たしたのか。国内発表を前に、オーストリアにてほぼ同スペックだという欧州仕様のステアリングを握り、確かめてきた。
ここ数年のホンダ車に共通する「バタ臭い」という言葉がしっくり来そうな、こってりとしたスタイリングをまとったボディは、実は全長は日本には導入されなかった先代後期型とまったく変わらない4605mmに留まる。延長されたホイールベースと、ワイドな全幅、更にはAピラー付け根が手前に寄せられロングフード化されていることなどから、大きく見えているのだろう。
それでいて室内スペースは大幅に拡大されていて、前後乗員間の距離は50mm拡大されている。そして遂に、CR-V初の3列シート仕様も設定された。同じ3列シートSUVの「マツダ CX-8」は全長4900mm、「ニッサン エクストレイル」だって4690mmあるのだから、CR-Vのスペース効率の良さが光る。3列目使用時には、ロングスライド付きの2列目を前に出してスペースを分け合うかたちだ。リアドア開口部が拡大され、2列目がワンタッチで一体となって前方に倒れるなど、乗降性にも配慮されている。
フル7シーターとして使うには足りないが、それでも3列目まで大人がきちんと座れて、無理な姿勢を強いられるようなことはない。これなら年に数回、3列目までフルに使うという人も、十分選択肢に挙げていいだろう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
【KTM】「メーカー保証期間延長プログラム」を2024年モデルの一部に無償で適用
親指サイズの 4K アクションカメラ「Insta360 GO 3S」が発売!(動画あり)
【ハーレー】最新2024年モデル・アパレルが登場! バイカーズパラダイス南箱根にて「POP-UP RIDE EXPERIENCE」を7/31まで開催
【途中経過】2024年WEC第4戦/第92回ル・マン24時間 決勝12時間後
「駐車」と「停車」の違い、説明できますか? 知らないと「うっかり違反」の可能性も… 車内で「仮眠」する際も要注意!
遂に日本発売目前!? ホンダが米国で新型燃料電池車「CR-V e:FCEV」の生産を開始
キャンピングカーで地方創生…日本RV協会が魅力と可能性を紹介へ
新型フィアット・パンダが出た!──GQ新着カー
なんで!!?? ブガッティヴェイロンが最高速ギネス記録剥奪!! クルマの華の最高速記録あれこれ[復刻・2013年の話題]
ロールス・ロイス「40/50 H.P.」が「シルバーゴースト」に改名した理由は?「世界最高のクルマ」は連続走行2万4000キロで世界新記録も樹立
フェラーリがル・マン2連覇、トヨタは一歩およばず2位【WEC第4戦ル・マン24時間】
バレンティーノ・ロッシ、初のル・マン24時間レースは僚友クラッシュでリタイア「レースリードは楽しかった」
【ディーラー直撃】新型「フリード」価格詳報! 最安250万8000円、一番人気は「エアーEX」
「アメリカで軽トラが人気!」に見る“日本凄い”説のバカバカしさ。農家の下駄は本当にブレーク中?
【600万円超え】久々の高級ワゴン「クラウンエステート」が北米価格発表。新画像と日本発売情報も
【一人乗りもあります】配送からアウトドアまで ホンダの新商用バン「N-VAN e:」10月10日発売
コスパ王「ホンダ WR-V」の想像以上のスッピン感とその理由。最安Xグレードは誰におススメ?
【408万円から】新型「ミニ クーパー 5ドア」発売 新デザイン&最新装備でまた人気となるか?
【どうした日産!?】ノートオーラがデザイン一新。ギラギラ顔にモノグラム柄シートで大胆イメチェン
【お値段据え置き】日産の軽「デイズ」と「ルークス」が一部改良。目立ち度抜群の新色も
BMW 「1シリーズ」が第4世代に進化。スイッチ減らした未来感あふれるコックピットが斬新